« ECOCAP(エコキャップ) | トップページ | 東京マラソン:事後インタビュー:その2 »

イージス艦衝突に思うこと

イージス護衛艦がマグロはえ縄漁船:清徳丸に衝突した事件、専門的なところは調査・究明を待たないと分かりません。 とにかくも、消息を絶った親子が無事に保護されることを祈るばかりです。

ハイテク機器の運用と、見張りも複数人いた「はず」。 夜明け間近の高い疲労と弛緩の狭間、殆どの場合に何も無い海。 「自分が気を張っていなくても大丈夫。他の誰かが見張っているし、最悪でもハイテクレーダーが動いているんだから、危険なんか無い」という感覚は有ったのかも知れない。

ITの世界が「3K」などと呼ばれる直接原因として、数多くの失敗プロジェクトが有る。 大規模なプロジェクトほど、確かに舵取りは難しいだろう。
しかし、大規模だからこそ、「自分が気を張らなくてもいい」、「自分が考える・決めることじゃない」という意識は、メンバーの中に根付き易い。

明らかに全体が悪い方向に進んでいるのに、大きな船の上の多くの人達はのんびりしている。 「危機に向かっている」ことすら気が付かないし、不思議なことに、それを指摘しても信じない。
「ハイテク・レーダーが動いてるんだから」(大元受けの指示なんだから)「問題ないでしょ」。

アスペアが参画しているプロジェクトの場合は、参画メンバーから、或いは、場合によってはマネージャ、社長からアプローチすることも有る。
艦長や副長に対面し、「危ない状態だ、舵を切っては如何か?」と申し上げる。 聞き届けて頂き、実際に舵を切り始めて戴けることもある。 それはそれで、とても有り難いことだ。
だが、残念なことに、大きな船ほど直ぐには反応してくれない。
方向を変えたり、速度を落としたり、実際に現場から見て「改善された、危機から離れた!」と言える状態になるまでに、結構な時間(数ヶ月以上)が掛かる。  その間に、現場のメンバー達はとんでもない状態であり続ける。
舵を切っているのに、小船に衝突することもある。

大きな船、ハイテク搭載は、返って危ない。  決して否定するわけじゃありません。  そこにいる1人1人の自律と責任感が重要です。 大きなリスクと、とても間近に接しているんだという意識を持ち続けないと。

Banner_02_2ブログランキング!

にほんブログ村 ベンチャーブログへ{ランキングにチャレンジ中です!。クリック応援、宜しくお願いします!}

|

« ECOCAP(エコキャップ) | トップページ | 東京マラソン:事後インタビュー:その2 »

雑記」カテゴリの記事