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硬めの話:16年目に分かったこと

アスペアというWeb系システム開発会社では、2週間に1回、2.5~3.0時間程度の定例会(基本的に全社員が自社事務所に帰社する)を行っています。
多くの同業他社でも同様の行事はしていますが、普通は1ヶ月に1回程度でしょう(回数が多ければ良いと言うものではないですが)。

現在は夕方に行っていますが、では何故?、「定例会」って何の為にやるの??  客先から時間とお金をかけて移動して、収入の得られない時間を作って何になるの?

一般には言われます。
・客先に出る率が高いので、帰属意識が無くなる。これを防ぎたい。
・自社の社員と横の関係を持たせたい。顔すら知らない場合がある。
・自社の全社的に共有したい連絡事項を伝えるため。
・勉強会などを行って、技術力・知識の底上げを行いたい。

アスペアでは言って来ました。
上記よりもナレッジの共有の為。 ナレッジには形式知と暗黙知がある。 暗黙知の共有は、オンラインでは不可能だから。
技術領域を絞った上で、この共有を盛んにすることで、サイズは小さくても強いアスペアが作られる。

でも、改めて「どうなの?」  本当に「共有」が主目的なのかい?
あんた(私自身)は、それで確信できるのかい?
いや、どうも違います.....。  「共有は中間目的」です。
目指すもの、本当に期待しているもの、自分が「あるべき!」と信じるものとは違います。  「共有」という言葉を挙げたときに、これだと分かり易くて妥当性があると思えたので、違和感の部分を押し殺してしまっていました。

技術者達それぞれに拘りがあって、帰社した時などに顔を合わせると談笑しながらも議論が始まる。  資格取得の経験者に質問をしたり、アドバイスを受けたりしている。  普段顔を合わせないチームのメンバーと、開発プロセスと成果物の関係などの議論をしている。  未だ実務で経験していない新技術に関して、知る限りの交換をし、主観を述べ合っている。  ビジネスのアイデアを話し、意見を出し合っている。  勝手にやっています。

ああ、なあんだ。 これじゃないか。
お互いが顔を合わせて、アスペアらしさを紡いでいく。
拘って、良いものを作っていく。  お客さんの為になる、喜んでもらえるものを作り上げる。
それを、より効率的に、必要な共有が図られるように考えて・準備して実施していくのが定例会だよ。
顧客先に常駐する場合でも、契約前に必ず話をしています。  業務的に調整が付く限りは、定例会の為に自社に戻らせて下さい、と。
そこまでの調整とコストを掛ける意義。  アスペアを紡いでいく為。

アスペアという組織に参加して16年、やっと言葉に出来たよ。 俺ってバカだなあ、と、つくづく思います。

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