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Mファイル:せーのーはどうしますか?

「機能外要件」などとも表現されますが、性能、セキュリティ、システムの冗長化、システムのバックアップ&修復などが含まれます(ケースバイケースで集合要素は違ってくるでしょうが)。

IT関係でも比較的上流・初期工程を扱う書籍なら必ず取り上げられると思いますが、要求定義・要件定義工程と並ぶタイミングで、性能指標に関しても明文化して同意(同感)を得ておく必要がありますよね。
性能基準のレベルや適用範囲にも拠りますが、性能レベルを変えるというのは、プログラム製造が進んで(殆ど終わって)しまってからでは極めて難しくなります。  不可能ではないかも知れませんが、システム規模に相関してコストが跳ね上がります。

つい先日、アスペアが既に数年間に渡ってお世話になっているエンドユーザーで問題が起きました。  「本番環境にシステムをインストールしてみたら、性能が悪くて実質的に使い物にならない!」とのこと。
では、性能基準があったのか?と言うと、有りません。  要求仕様にも記載なし。  電子メールなどにも記録なし。  顧客側担当者から口頭で伝えたような?とのことですが、開発側担当者の記憶には残っていない...。

では、本番機にインストールする前にどうやってテストしたのか?  顧客側に受け入れテストを実施して戴いたのですが、本番環境と全く同一のレコード数までは用意していなかったとの事。  その時点では性能面でも全く問題が出ませんでした。

誰がどう悪いの云々は言えますが、少なくともアスペア側に落ち度があった事は事実です。  数年に渡って開発反復を繰り返して来たのですが、なんと、その中で性能指標が記載されたことが1度もありませんでした。  顧客側も我々も、それで当然になってしまっていたんですね。

しかし、データベースを含むシステムを開発しようというケースで、想定レコード数が不明のまま開発を行うというのは、ちょっと恥ずかしいです。  「顧客側から指定が無かった、記載が無かった」と言って逃げてしまうのは拙いです。  それでお客様が納得することを期待するようでは、アスペアは下請け案件しか対応できないといった事にもなり兼ねません。

言われないことまでしっかりやる!  それはビジネスとは違うでしょう。  しかし、言われないことでも「隠された要求の存在が無いかを確認する」ことは必要です。  それを当然のこととして出来るのがアスペア品質のはずですから。

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