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お仕事:キャリアアップとマルチタスク!?

これまでに「チャレンジシート」という形の中で、長期視点(数年)・中期視点(1年)・マイルストーン(1年以内)を形にして各人が自覚するように運用してきましたが、正直言って中途半端でした。

各人の設定の間に共通性が無くて、バラバラでした(結果的に近いベクトルのメンバーもいましたが、ある意味偶然に過ぎませんでした)。

様々な問題点を是正すべく、「キャリア設計シート」(数年~10年)と「MBO(Management By Objectives)シート」(1年)に分け、フォームも項目セットも全面見直し。
目標設定にも、「全社目標」・「部目標」といった共有目標と、自身のキャリアプランに従った個人目標とに明確に分けました。

同時に、ITSSをカスタマイズ(簡易化・サブセット化)して役割を再定義し、各人の10年後に目指す役割も明示してもらうように変更しました。

「アナリスト」・「プロジェクトマネージャ」・「アーキテクト」の上位3職種を目標とする者が、ちょうど同数で並ぶという結果。
あら偶然!
特定の1つに集中したら、単一指向的でアンバランスになっちゃうんじゃないかなあ、と危惧していましたので、この結果にはホッとしました。

勿論、これらの役割は「1時点に1つだけを担当する」とは限りません。
と言うか、むしろ2つ以上を(配分の差はあれ)同時担当するケースの方が、現実的には多いと思います。

ところで、これらの上位職種(ちょっと嫌な表現ではありますが...)の必然的な性質の1つとして、「マルチタスク稼動が要求される」という事がありますね。

調整や調査が増えると、直ぐには結果が出ません。
全ての課題を自分が抱え込むことは現実的じゃないので誰かに(複数名に)タスクを振る。 結果が出るのに、やっぱり時間が掛かります(状態確認も必要になりますね)。

こうして、答えの出ていない、だけど進めていかなければならないタスクが、自分の責任範囲の中にどんどん積み上がります。
最近、infoQ Japan のWebサイトで記事を読みましたが、「マルチタスクで仕事は遅くなる」(http://www.infoq.com/jp/articles/multitasking-problems)。
プログラマーのケースなのだろうとは思いますが、5タスク抱え込むとオーバーヘッドが殆どを占めてしまって、作業時間数が限りなくゼロに近付きます。

ポリシーを事前に決めて(出来れば共有して)判断のコストを下げる(タスクを貯めない:直ぐに消化できる物は片付ける)。
自分で抱えない(抱えずに済むように、周囲のメンバーを構成する。頼れる人材のプールを育成しておく・育成させておく)。
これが大切ですね!

自分だけが傑出してスキルを付け、キャリアを積めばそれでOK、即幸せっ!....って訳には行かないんですね。
上流職種にまでスキルを伸ばすという事は、同時並行して自分の周囲のメンバーのスキルも底上げしていくことが必須になるという事です。

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

投稿: 履歴書の添え状 | 2010年8月17日 (火) 16時10分

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