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社外研修:ソフトウェア見積手法と最新動向

Pict2533 SEプラス社さんのSEカレッジ(http://www.seplus.jp/dokushuzemi/secollege/)の、「ソフトウェア見積手法と最新動向」を、
事業開発部の青柳さんが受講しました(参加は本人意思です、念の為)。

社内サイトに挙げてもらったレポートから抜粋・一部改変して掲載します。

-----[↓:ここから、社内レポート抜粋]--------
■「ソフトウェア見積手法と最新動向」
  志賀 澄人 氏/株式会社アイ・スリー

■満足度:100点

■概要・所感:

前提:期待していたこと
 スマートフォンアプリやWebサービス等「リリース≠終わり」の開発が増えている中、
 見積はどのように変わってきているか情報が得られれば。

概要
 ・講義形式(3時間目に演習あり)資料を表示しながら、時々資料にない部分を話す。
 ・一時間に一回10分休憩。時間配分は素晴らしい。
 ・講師は元々豆蔵社出身で今は独立して開発現場のコンサル、現場支援、教育をやっている。

感想
 ・時間の制限の点もあろうが、伝えたいことが非常にシンプルに整理されており聞きやすい。
 ・旧来の見積手法紹介に時間をかけすぎず、うまくまとめていて、問題点も整理されていた。
   ・そこから現在の動向に結び付けて説明されていたので、個人的には満足。
 ・2月に要求開発の講義があるようなので受けてみたいと感じた。
 ・少しだけプランニングポーカーを体験できて楽しかった!

■ナレッジ:

・見積の精度
  ・アンケートすると見積の精度向上の要望が多いが、
    ⇒精度アップは可能だが見積手法によらない。
  ・よく見積精度ばかり気にするが本当は精度が論点なのではない。
    ※精度は見積が正しい可能性という意味で細かさ(粒度)と違う。
    ・なのでより確実にすること=より大きな範囲(金額が上がる)
    ・顧客は精度を求めているのではなく、「納得できる見積」を求めている。
・見積の分類(PMBOK)
  ・類推(トップダウン)見積もり
    ・見積もりの手間や時間が比較的少ない
    ・属人的な結果になりやすく精度が低い
  ・係数モデル見積もり
    ・属人的要素を排除しやすい
    ・パラメータの調査などに時間がかかる
    ・制度がモデルの成熟度に左右される
  ・ボトムアップ見積もり
    ・より具体化するため精度を上げやすい
    ・手間と時間がかかる
    ・見積結果の工数やコストが膨らむ傾向がある
・見積の課題
  ・未来は予測できない
  ・過去のデータが使えない(あらゆるプラットフォームがすぐ変わるため)
  ・属人性を排除しないといけない
  ・見積の工数をかけない
・信頼できる見積のために
  ・見積もりを難しくする要因のほとんどは上流工程
  ・プロジェクトベースラインを確定させる(スコープ、前提条件)
  ・ベースラインを超える要求は影響調査を行う
    →変更管理
  ・ただし、顧客も何が欲しいかわからない→超上流(要求開発):2月に講義あります
・見積精度向上への方向性
  ・要求による相対見積
    ・工数をかけても未来がわからないのだから工数をかけない
    ・基準となる要求を決める
      ・最も小さい:やりやすい
      ・最も中間
    ・基準に対して他の要求が何倍かかるかを決める
    ・基準の要求だけ細かく見積を行い、他の要求は基準の工数を元に算出する
プランニングポーカー
  ・相対見積をプランニングポーカーで行い精度を上げる
  ・顧客も参加してもらうこと
  ・会議だと力の強い人の意見しか出ない
  ・さまざまな角度の視点で行える
  ・コミュニケーションもしやすい
  ・上記の2つでグループ(4人前後)に分かれて演習をした。題材はamazon。
  ・1,2,3,5,10の五枚のカードを各人ごとに準備する(付箋)
  ・amazonの機能を思いつく限り上げる(付箋に書く)
  ・基準の機能を決める(最も軽そうなやつ)
  ・ほかの機能を適当に選んでせーので倍数のカードを出す
  ・差異について話し合う
・その他
  ・参考文献:
    「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~ 」
    「アジャイル侍」
  ・ユーザーストーリー、ユーザーストーリーマッピング
  ・相対見積はヒューコンセプトセレクション論文などが元になっている。
    ・アイデアをどう抽出するか?
-----[↑:ここまで、社内レポート抜粋]--------

全体を見積るのではなく、詳細に見積る部分を限定・選定する、& アジャイルの技法(プランニングポーカー)を併用しつつ、部分から全体を推測して概算するという点が新鮮でした!

実務をSCRUMベースで進めた経験のある蓑方さんから、「プランニングポーカー、社内でワークショップやってみましょうか!?」という提案が有り、「是非!」ということで、次回定例会に時間枠を設けることが決まりました!

これは楽しみです!!
蓑方さん、自主的な提案、アリガトー!!!

今回のコース内容は、「開発スコープが既に絞られていることが前提」でした。
ですが、実際上では「顧客の要求」レベルから検証・提案・調整&開発スコープの絞込みが必要です。
(開発プロセスや、開発フェーズの切り方、複数の見積タイミングの合意なども大変重要ですね)

この辺は、2月に「要求開発」というコースが有り、同講師が担当するとの事。
是非とも受講&報告・共有を望みたいですっ!!


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