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2013年12月の記事

工期短縮アプローチ(超難題)!

12月の定例会は、数名のグループの開発リリース時期を避けるために20日に実施しました(通常は第2週の金曜日なんですが)。

で、定例会の後に忘年会をやろうってことになりました(客先で常駐・開発作業をしているメンバーもいるので、面子が集まり易い「定例会後」ってのはイベント開催の定常的な条件になってます)。

今回は定例会自体を短縮して(通常は2.5時間のところを、1.5時間に)、早めに忘年会を始めよう!ってことになりました。

なので、必然的に定例会でのコンテンツは数を絞ることになります。

Pict2611
社長から各種の話を頂いた後で、今回のメインイベント、「 「CCPMで納期半分」に激白!?(仮題)」を開催。
結果から言うと、60分の予定が10分以上オーバーし、発言(しかも重なり合って)の激しい渦!

経緯としては、顧客先での常駐開発のプロジェクトで、アスペアのメンバーがサブリーダー/アーキテクトなどの主要なロールを担当させて頂きました。

その際に、「何とか納期を半分にできませんか!?」と、努力目標とは言え、強く求められて大ピーンチ!!

通常の開発プロセスでは、いきなり「納期半分」は到底考えられないので、あれこれネット上を検索してみたところ、「CCPMという考え方・手法を見付け、今回適用してみたらどうか?」と提案させて頂いたものです。

そもそも、CCPMとは何ぞや??

「Critical Chain Project Management」の略で、TOC(制約条件の理論)の創始者でもあるエリヤフ・ゴールドラット博士が開発・提唱している手法です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

全体工数の見積、スケジュールの線引き(ガントチャートやネットワーク図など)をする際に、細分化されたタスク毎にバッファを持たせると、「学生症候群、パーキンソンの法則」などにより無駄にバッファが消費されてしまう。

ので、先ずは各タスクの終了目標(努力目標であり、絶対目標ではないという前提)を、見積時の50%に設定して「とりあえず頑張ってみよう!」というものです。

考え方の共有と同意・前向きな納得が大前提となりますね。
それが無ければ、ただの絵空事になってしまいます(大規模プロジェクトならば、下請け叩きに直結、でしょうか...)。

10%程度までならば、それまでの手法・進め方を大きく変えなくても短縮実現できるかもしれません(基本的に残業なしで)。
しかし、それ以上となると、何がしかの変革が必須になります。
各人個別の努力だけでは、到底達成できません。

今回の実プロジェクトでは、前述の納期目標が示される以前から、自動生成ツールによる大幅な手作業軽減・品質向上の計画を立てていました(アスペアのアーキテクト提案によるものです)。

しかし、それだけでは50%の達成は難しい.....。

結局、前述のサブリーダーがファシリテーター的な役目を負って2チームのメンバーを横断的に方向付け・意識定着するようにして進めましたが、さすがに50%は届かなかったようです。

ちなみに、CCPMはN○T-○ataさんが力を入れて取り組まれているようです.....。
http://www.nttdata.com/jp/ja/insights/strength/ccpm.html

「タスク毎に細かく振ったバッファ」と「学生症候群(云々)」は、確かに見積視点・スケジューリング視点では「目からウロコ」でした。

「マイルストーンやタスクの合流点にバッファを積む」という点も納得できます。

しかし、「見積工数の50%を目標にすえる」は物議をかもしました!

CCPMを採用した2件目のプロジェクトでは、更に50%(=最初から見ると25%)まで短縮を求められるのではないか?、というもので、この危惧は必然ですね。

「見積の基準の見直し」は、慎重に、関係者全員の納得・合意が前提になると思います。
「短縮できたんだから、次は今回の成果が前提」では、CCPMの本来の前提(リスクは事前に予測しきれるものではない)に反してしまいますし。
CCPMを、発注側の詭弁に利用されては拙いと考えます。

定例会の中では、「CCPMという(それまでの我々にとっては)新しい視点として検討の意義はある」と考える人、上記のような「発注側の詭弁リスク」を危惧する人、「カスタマイズして一部にでも早速取り入れられないか?」検討を始める人、.....様々で、意見が交錯。
ある意味、とても盛り上がったと思います。

事実、最後の振り返りの際に、「形はともかく、これだけ活発な意見交換が出来たのは良かった」(Keep)との発言も出ました。

どんなケースにでも対応可能な開発方法論など有りません。

ただ、より一層の開発速度が求められていることは確かなので、一定品質(←都合の良い表現ですが...)担保の上で迅速に動くもの・ユーザーが使えて評価できるものを作り出せることが必要です。

その為に有用な視点・知見を得られたのだと思いました。


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共有お菓子スペース・増殖中です...

以前にも書きましたが、通路脇の打合せコーナーの机の上が、社内共有のお菓子スペースになってます。

社内で誰でも食べるのは自由。
但し、当然ながら食べるだけではなく、適当なおやつを各人が補充します。

会社によっては募金箱が傍に置いてあって、適当な額を任意のタイミングで入れる。
総務的な、或いは開発部の補佐的な役割をしてくれる担当者の方がが補充してくれたりもするようですが。

で、ウチ、アスペアの場合は個人裁量制(?!)です。
ので、個人の嗜好や思い入れがモロに反映されます!

Pict2608相変わらず「うまい棒」が圧倒的な空間を占めてますねー。
それにも増して、全体的に机上の占有面積・占有体積が増加の一途をたどっている気がしてなりません.....。

この机、元々は打合せスペースだぞ??
ちょっと(「ちょっと」じゃないけど)増殖し過ぎだろう?!

実は、この写真を撮った後も更に増殖していて、もうお菓子を選ぶのが楽しいのなんのって!
...って、いやいや、打合せコーナーが完全に1つ潰れてるだろうって話でしたね。

しかし、ここまで成長するって事は、自社内で長時間を過ごしている証でもあるのかな?
実際、請負開発でこのところの厳しい納期設定に追われて、稼動が高めになっていることは確かです。

生産性を上げる為の仕組み(自動生成ツールの充実や、テスト項目の標準セット(雛形)、テスト設計の雛形、テスト実行支援ツールの充実、その他...)を充実させるのに割く工数がなかなか取れないってのも厳しい所です。

「楽をする為に一時的に苦労を積み上げる」必要も有るのですが、現状ではそれも厳しい稼働状況がちょっと続いてますね。

他のグループの力も借りて、ナレッジも共有しながら、出来たら一時的にでも力を貸してもらって、「こうすれば楽で、かつ品質も上げられるのに...」といった部分の改善を図れたらと思ってます。

先ずは手始めに、あるプロジェクトでの実例として、自動生成ツールの充実&開発プロセスの工夫(CCPMの導入)、ファシリテーション、チームマネジメントの工夫で、生産性を劇的に上げたケースの発表・質疑を、次回定例会(12/20)でやってもらうことにしました。

う~~ん、お菓子スペース1つから、いろいろと考えさせられる事が有るものですね。


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