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「"Readyの定義" を使う」当り前の話...ですよね?

infoQの記事(↓:投稿日 2014年6月16日)を読みました。
http://www.infoq.com/jp/news/2014/06/using-definition-of-ready

"Done"(完了)の定義は成されているけれども、開発側としての最も上流のinputであるユーザーストーリー(プロダクト・バックログを構成するもの=顧客の要求)が開発開始可能("Ready")か?、のチェックは、開発チームの責任だ!」ってところの言い切りに納得。

この大前提として、「Readyでないユーザーストーリーの見積は出来ない(しない)!」、「Readyのユーザーストーリーは、スプリント中に変更されない(ようにする)」ことが必要になります。

理想論的な面もありますが、最初から「ただ、あるがままでもいいじゃん」ではプロとは言えません!
とは言え、契約のタイミング・区切り方、顧客側との責任分担・協調・協働。
これらは顧客側の発注上のフローや文化、或いは部署間の政治的な住み分け・責任分担など、こちらの手の届かない部分にも関係してきてしまいます。

これを変えられるとしたら、現状業務の調査・聞き取り・分析、システム分析、及び提案の工数や期間を認めて戴かなければなりませんが...。
その為には顧客側に、予算と時間の配分が必要です。
請ける側にも、そのスキルを持った(その方向にキャリアを伸ばしたい)人材とタイミングが必要です。

話は少しそれますが、上記の記事を読んだ時期に前後して、新聞でたまたま、日産自動車のカルロス・ゴーンさん(が開発&社員からのフィードバックを元に改善を繰り返した)「V-up」の記事を読みました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140421/552072/

「課題の定義がうまくいけば、50%は解決したも同然」、なるほど。
対処すべきターゲットを正しく捉えられなければ、最上流での失敗ということになりますからね。
その後に続いて、どんなに正しく賢明な解決策を考え出すことが出来たとしても、全く意味を成さなくなります。
その解決策を前提にシステムを作ったとしても、顧客にとっては無駄にコストと時間を捨てることにしかなりません。

様々な業種・業態が有るので一括りには言えませんし、言う必要もないのですが、少なくとも自社が・アスペアが顧客としてターゲッティングする範囲、及び(肝心の)現在お世話になっているお客様に関してはどうなのか?

特に請負案件の場合は、ユーザーストーリー(と表現するか否かは別として)の"Ready"状態は重要で、現状では、初期の聞き取り段階での質疑・適宜調整(・交渉))は当然として、
持ち帰った後で最初にすることは、プロジェクトメンバーに設定された者と集まっての仕様の読み合せです(ここで、要確認・詳細補完の要求出しや要検討事項などが出ることもあります)。

その後、各人が仕様の読み込み・精査を行い(勿論、制限時間付きのスケジュール上で行うのですが)上記同様のアクションを起こします。

その意味では、"Ready"の確保には既に取り組み済み、と言って良いと思います。

現場常駐型(俗にいう「SES」)だと、逆にこの辺は上位ロールを握っていると、ある程度は顧客側にとって望ましい(課題に沿った)ユーザーストーリーへの調整と、"Ready"を確保することが出来たりもしています(要求を出す人との「物理的な距離が常に近い」ってのは、この時代になっても重要な要素として効いてきますね!)。

これらの違いは、お客様の特性に基づくものでもあり、我々の対応力・タイミングも有るのかと思いますが...。

何れにせよ、可能な限りベターな道を選び、確保できた範囲での全体最適&部分最適を同時に満たすよう、日々現場で頑張ってくれています(余り具体的なことは書けないので、なんだか安っぽいCMみたいな締めになってしまいましたが)。

自社サービスでは、カスタマージャーニーマップhttp://aspire.way-nifty.com/majime/2014/05/post-7553.html)を実際に取り入れて、企画・デザイン・提案にも活用し始めています。

この辺のナレッジも、受注ベースの顧客・案件に応用するチャンスが有ればやってみたいと思っています。


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