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2014年9月の記事

他業種での経験も大切だよ!、という話

9月の定例会の中で、「IT-Tips 又は5分間スピーチ」でのお話。

忠さんが、今のIT業界に入る前の業界経験の話をしてくれました。

忠さんはバリバリのアーキテクトであり、チームリーダー(時にはファシリテーター、時には複数プロジェクトの統括責任者!)でもあります

Pict2653以前は建設業界で、現場監督(一部設計も行う)を務めていたとのこと。

IT業界では、コンサル専門会社などに就職でもしない限りは、通常は製造者(或いはテスターとか)から始まって段々と上流工程の担当へとシフトして行きますね。

しかし、忠さんの場合は、新人の時点からいきなり「現場監督」!

指示を出す相手は、殆どが年上。
少なからずの人達が、彼の父親と同等(以上)の年齢の人達です。
しかも、「職人さん」。

良くも悪くも、「職人さん」は、いちいち細かいことは教えてくれません。
しかし、それは単なる意地悪ではない...。

1~10まで教えてしまうと、言われたことしか出来ない人間になってしまう。
とにかく自分で考えてみろ、ということなんですね。

幾つかの逸話を話してくれたんですが、ここでは「ためになった!」点に集中して、整理して書き出してみます。

※「段取り8割」
 ・建築は完成までを10割とすると、現場の設計書や打ち合わせ、工程詳細の検討、
  公共機関などへの手配、材料の手配などが8割を占めるということ。
  後は工程通りに作業するだけの状態にすれば、この時点で仕事の80%は完了している。
 ・「常に三手先を考えろ
  建築系や設備系それぞれが配線や間取りなどで場所を取り合うので、
  それらを考慮した設計をする必要がある。
  先手を打て! 今やってることの三手先を考えて行動すれば大抵負けない!
 ・「再確認の上の確認
  最低でも3回は確認しろということ。
  ただ3回眺めてもしかたない。
  自分なりに考えて、別の視点で行なうように心がけていた。
   ・1回目:自分の視点で確認
   ・2回目:見る人(職人さん)の視点で確認
   ・3回目:エンドユーザーの視点で確認(想像してみる。使いやすいか? ストレスはないか?)

※建設業界の良いところ

 ・議事録
  打ち合わせの3日以内に作成した議事録を担当者のもとに持っていって一緒に読み合わせ
  その後お互いに判子を押して、原本を渡して、コピーを受取る。
  「言った・言わない」が無い。メモ書きや口頭でのやり取りは決定事項にならない。

 ・完成が目で見て分かる!
  どこまで完了しているか、目で見れば判断できるところが多い
  プログラムは動かしてみないと不具合がわからないところが難しい
  (建築系は不具合があった場合、ぶっ壊してやり直しになるところが辛い)

※影響を受けたエピソード

 ・消防署に書類を持って行った際、図面の折り方が煩雑で受け取って貰えないことがあった。
  (この時も内容を見ないで、追い返された)
  これも相手の立場になって考えるとわかる。
  そもそも、図面の折り方が汚い時点で、誰もレビューしていない成果物と思われたのだろう。
  見る側の立場に立って、細かいこともしっかり押さえる

 ・ある現場の所長さんと、午後一に打合せをしに行った際、
  「ちょっと待っててくれ! さっき飯を食ったばかりだから、兄ちゃんに失礼だからな」
  と言って歯磨きをしてから打合せに入った。
  見た目は普通のおじさんだったけど、年下の相手に対しても礼を尽くしてくれる姿勢に感動した。
   ・それ以降、自分も食事の後には必ず歯磨きをしている
    一緒に仕事をする人に対して「礼儀を持って接する」のが大事

※その他
 ・出会いというのは大事で、何かしら、お互いに得るものがあるはず!
  なので、これからもよろしくお願いします。

...と、どれも良い話ですねー!

良い人達と会って来た、会って来た人達から得られるものをしっかりと吸収して来た、
とも言えますね!

最後の言葉が象徴していると思いました。

多くの業者・プロフェッショナルが、複雑な工程を経て工事を完成させる。

そんな中での様々な経験が、IT業界に入っても活きている。
だからこそ、現在のレベル・人格の忠さんがいる訳ですね。
(勿論、ソフトウェアに「形が無くて、作り変えが容易な特徴と功罪」を前提としてです)

定例会の最後の振返り(KPT)の際にも、「忠さんの話は、他業種の話ではあるが、とても面白かったし、ためになった!」との Keep 発言が有りました。

うん、良い話をしてくれました!!
忠さんという人と成り、背景を、短時間の中で少しでも多く知ることが出来たのも良かったです!


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Webサイト脆弱性テスト資料をアップしました!

IPAの策定による「ウェブ健康診断仕様」(安全なウェブサイトの作り方 )に基づいた、セキュリティチェック手順の概説・導入資料をアップしました(2014/09/25現在の情報に基づきます)。

「Webサイト脆弱性テスト(Fiddler)」

Windowsアプリケーションである「Fiddler」を利用します。

この調査結果も、先に「CSRF対策」調査・資料を作成してくれた紀さんによるものです!
紀さん、引き続き有難う御座いますー!!

実際の開発案件に適用する場合には、開発プロセスへの組込み(テストタイミングと担当の方針決め)、成果物(エビデンス)定義を行ってからの実行となります。

今回もまた、多くの先人の方々の情報を参考にさせて戴きました。
有難う御座いました。

※追記) 「SeleniumIDE」に、情報を追加しました(プラグインにより、phpUnit形式でエクスポート出来る件...)


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SymfonyフォームコンポーネントでCSRF対策

PHPのフレームワークの1つである、Symfony(2.3以降)を使用した場合の、フォームコンポーネントでのCSRF(Cross-site Request Forgery)セキュリティ対策の技術資料を静的Webページとしてアップしました。

SymfonyフォームでCSRF対策

調査結果は、2014年3月時点で、ベテランの紀さんが行って整理してくれたものです。

もしも誤りや不足点など有りましたら、ご指摘頂ければ幸いです。

また、多くの先人の方達の情報を参考にもさせて戴きました。
現時点での集約資料として、少しでも他の方々のお役に立つことが出来れば嬉しい限りです。


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かんばんボードを改善!(リーン開発より)

過去に遡ること、今年の6月半ば過ぎからなのですが、自社企画サービス(サイクルスポーツ(http://www.cyclesports.jp/)の盛り上げ機能拡張)の開発側を一手に引き受けている蓑方さんが「かんばんボード」の体裁と運用方法をリニューアル、と言うかバージョンアップしました!

その元になったのが、事業開発部:青柳さんの勧めで読んだ書籍、「リーン開発の現場」http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%A0%B4-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%AE%E9%81%8B%E5%96%B6-Henrik-Kniberg/dp/427406932X)です。

Pict2657
開発規模が「大規模」という訳ではありませんが、「タスクや要望のステータス/優先順位などを、より分かり易く見える化する為」には、従来の「ToDo/Doing/Done」だけでは不十分です。

写真だけからでは分からないのですが、「実現しよう!」となったものは「Just Idea」欄に初めて姿を現します。

その後、「To Do」欄に、「Just Idea」の1枚から、1つ以上にタスク化した付箋を優先度順に貼ります(ここでは付箋の色は関係ありません;担当者の区別は、マグネットで現しています)。

「Just Idea」・「To Do」より下の細かく分かれた枠は、従来の「Doing」に相当する部分で、「ワイヤーフレーム作成」・「HTML.CSS作成」・「実装」、他、etc.に分かれています。

近年では基幹業務用のWebアプリであっても、UI/UXは重視されていますが、ここで扱っているのはコンシューマー用のWebサイトの作成(デザイン/開発/運用・保守)です。

お客様側とのイメージ合わせの為のワイヤーフレーム作成&顧客間の調整/HTML・CSS作成後の「見た目・基本的な操作感」の顧客間の調整/それからやっと開発に入ることが出来ます(勿論、技術的な課題やリスクが見込まれれば、並行して調査・評価開発などは行いますが)。

その他、様々な必然的なステップを「見える化」したわけです。

さて、そもそもの「ユーザーストーリー」は、どのように管理されているのか?

それは、今回の「かんばんボードのバージョンアップ」を仕掛けた青柳さんが握ってるんですね。

で、毎週の社内ミーティングのタイミングを主として、前述の「Just Idea」に入れ込んでいく訳です。

ユーザーストーリーには、アスペアの事業企画部案として仕掛けたいものや、開発サイドとしてこうしたい、或いはUXや使い勝手などの面からの自主的な改善や拡張が多くを占めます。

プロジェクトに関わっているメンバーも、基本的には自社事務所内にいます。
デザイナー兼、顧客間調整、その他で、週に2~3日は顧客先に終日詰めているトミーとの同期ズレが懸念されますが、その辺は適宜連絡と、毎週のミーティングでの確認で「かんばんボード」が正しい共有内容を維持できるように調整されています。

で、一番右に「Done」の枠が有ります。

上段は「近日・1週以内程度で完了したタスク」、下段は「完了したタスク」を貯めておいて、「これだけ片付けたんだー!」(嬉しい!!)を味わう為に、剥がれ落ちない程度に貯めておいてるんだそうです。
(ちなみに、「そろそろ一掃しようと思っているところ」だそうです)

ボードの更に右にも大量の付箋が貼ってありますが、これは旧バージョンの「かんばんボード」。
「片付けなくちゃいけないんだけど、未だ放置状態なだけ」だそうで...。

よく、デジタルツールとの比較が話題になりますが、「同一プロジェクトで複数拠点に分散して並行開発」のような場合には、電子ツールの利用は避けられないでしょうね。

否が応でも「そこに見えている」(電子ツールだと「何らかの見に行く動作」が必要になる)メリットは失われますが、デジタルとアナログの二重管理をするような愚行は避けなければなりません。

しかし、「やっぱり、片付いたタスクの付箋をDoneに持って行く時の気分が最高!」という蓑方さんの言葉には説得力が有ります!
デジタルツールで「タスク付箋的なモノ」をドラッグして「Done」エリアに移動できたとしても、同じ感覚は味わえないかも知れませんね。

巨大なディスプレイ(60インチ位?;タッチパネル機能搭載)を付けっ放しにして、「かんばんボードアプリ」でも動かし続ければ、デジタルツールでアナログ感覚を味わえる(push的な「見える化」も実現できる)のですが、ちょっと現実的じゃないですね...。

あ、ちなみに、今回紹介してもらった「かんばんボード」は成長途中のモノだそうで、今後も改良を加えていくつもりだそうです。
果たして、どんなふうに変わっていくのだろう?

その過程で、どんな「知」が得られて、共有出来ていくのか?
楽しみです!!


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時にはデザイナー視点から...

アスペア社内唯一のデザイナー(兼・プログラマー)のトミーが、「Illustrator CS6」(ローカルPCで動作する、非オンライン版=ローカルインストールの最終版)の使い方を、現在業務を例にとって触りの部分を教えてくれました。

Pict2640
グラフィックスにはベクター形式とラスター形式が有って...
という、情報処理の基礎中の基礎から話が始まったので、大丈夫かいな?とちょっと心配になりましたが、要は「ベクター形式なら部品化・変形・拡大縮小が自由なので変更への自由度が大きい」というお話でした。

現在、「サイクルスポーツ(サイスポ)」(http://www.cyclesports.jp/)の「クチコミ」その他の動的なサービス部分のデザイン、スマフォ対応を中心として、キャンペーンや付加的な機能、導線の見直しに伴うデザイン変更などで大忙しのトミー。

デザイン以外での技術面での設計・実装担当の蓑方さんと連携しながらも、週に何日かはお客様の元で終日の打合せ・制作、レビューなども行って戴きつつ、密にコミュニケーションを取りながらスピーディな対応に追われる毎日です。

未だ仕様未確定のHTML5ですが、確定なんぞ待っちゃいられません!(←これは何処でも同じでしょう)。

視覚的に魅力のないサイトはアクセスや滞在時間が減る一方

アクセス解析とその結果分析も行いつつ、どのように改善してゆけば良いのか?自体もWeb検索で答えを模索するというのがトミーの毎日でもあります。

頑張れ!、トミー!

明日は、どっちだ?!(「あしたのジョー」を知らないと分からないネタで御免なさい...


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Eclipse/PDT+PHPUnit導入ページをアップ!

表題の通りですが、Eclipse/PDT+PHPUnit導入 の手順・注意点・参考情報などをまとめた静的ページをアップしました!

Seleniumの導入は適さないけれど、ユニットテストは行いたい(PHPでバッチ処理を実装する場合など)ようなケースで使用することを想定して、調査してもらった内容です。

宜しければご覧下さい。(記載間違いなど御座いましたら、ご一報頂ければ幸いです)

あ、ちなみに、この技術情報も渡辺さんによる、2014/05現在の調査結果です。

渡辺さん、度々の転載(社内サイトから)をさせてもらいましたが、どうも有難う~!!

これらの情報は、当然ながら社内での開発業務にナレッジとして反映しています。


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OculusLiftDK2 お披露目!

7月の定例会の際に、「次回定例会では実機(OculusLift DK2)でデモを見せられるだろう」との山内さんの発言が有りましたが...

Pict2649
実現してくれました!!
、やったあっ!!

DK2の紹介に付いては、前回の記事を参考にして戴ければと思います(同じ事を2度書くのも何ですからね...)。
http://aspire.way-nifty.com/majime/2014/07/oculus-rift-dk2.html

OclusLift本体は、ちょっと見た目では大きな変化は有りませんが、赤外線センサーが付属しています(小さな赤外線発信器が増えて、Oculus本体側が受光する)。

これで、例えば顔を前に突き出した時とか、同じ立ち位置で座ったり・立ち上がったりを検出するとのこと(赤外線の受光範囲から外れると、その旨のエラーがゴーグル側の視野中心に表示されます)。

Pict2651
次々と列を成して、体験の順番待ちをする面々。
特に、現時点で社内唯一のデザイナーであり、個人的にTVカメラでの撮影経験の多いトミーは大興奮のノリノリでした!

デモではレンガ造りの家の中(窓から外を眺めたり、階段の昇降もある)・外の庭などに移動できるのですが、一番長い時間・仮想3Dの世界に浸っていたんじゃないでしょうか。

Pict2652
どうしても実世界との違いは有るので、個人差は大きいようですが「3D酔い」をします
トミーはこの点でも、耐性が強いようです。
ほほー。

で、私も覗かせて貰いましたっ!

おーっ!、こりゃ面白い!

確かに以前のモノより画面の精細度が増していて、でも反応が速くなっているので抵抗感が少ないです!

窓辺に寄って、顔を突き出すと、外の景色の見える範囲が広がります!
立ったり座ったりすると、周囲の景色も3Dで位置変化します!

階段、駆け上がるのが速いー!
おおー!、下の階が見えるよ!(当たり前だけど)

うおっと.....。
ちょっと気持ちが悪くなって来ちゃいました。 この辺にしときましょう。

さてさて、これから、このデバイスを活用して、どんなコンテンツが出て来るんでしょうか?
ウェアラブルデバイスや、Microsoft の Kinect のようなデバイスとの連携で、仮想世界や拡張現実の世界を展開するようなソフトが出て来るんでしょうかね??
(でもちょっと、長い時間のプレイはきつそうな不安も残りましたが...)

ともかくも貴重な体験をさせてくれた山内さんに、今回も感謝・感謝です!

どうも有り難う御座いました!!!


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