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かんばんボードを改善!(リーン開発より)

過去に遡ること、今年の6月半ば過ぎからなのですが、自社企画サービス(サイクルスポーツ(http://www.cyclesports.jp/)の盛り上げ機能拡張)の開発側を一手に引き受けている蓑方さんが「かんばんボード」の体裁と運用方法をリニューアル、と言うかバージョンアップしました!

その元になったのが、事業開発部:青柳さんの勧めで読んだ書籍、「リーン開発の現場」http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%A0%B4-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%AE%E9%81%8B%E5%96%B6-Henrik-Kniberg/dp/427406932X)です。

Pict2657
開発規模が「大規模」という訳ではありませんが、「タスクや要望のステータス/優先順位などを、より分かり易く見える化する為」には、従来の「ToDo/Doing/Done」だけでは不十分です。

写真だけからでは分からないのですが、「実現しよう!」となったものは「Just Idea」欄に初めて姿を現します。

その後、「To Do」欄に、「Just Idea」の1枚から、1つ以上にタスク化した付箋を優先度順に貼ります(ここでは付箋の色は関係ありません;担当者の区別は、マグネットで現しています)。

「Just Idea」・「To Do」より下の細かく分かれた枠は、従来の「Doing」に相当する部分で、「ワイヤーフレーム作成」・「HTML.CSS作成」・「実装」、他、etc.に分かれています。

近年では基幹業務用のWebアプリであっても、UI/UXは重視されていますが、ここで扱っているのはコンシューマー用のWebサイトの作成(デザイン/開発/運用・保守)です。

お客様側とのイメージ合わせの為のワイヤーフレーム作成&顧客間の調整/HTML・CSS作成後の「見た目・基本的な操作感」の顧客間の調整/それからやっと開発に入ることが出来ます(勿論、技術的な課題やリスクが見込まれれば、並行して調査・評価開発などは行いますが)。

その他、様々な必然的なステップを「見える化」したわけです。

さて、そもそもの「ユーザーストーリー」は、どのように管理されているのか?

それは、今回の「かんばんボードのバージョンアップ」を仕掛けた青柳さんが握ってるんですね。

で、毎週の社内ミーティングのタイミングを主として、前述の「Just Idea」に入れ込んでいく訳です。

ユーザーストーリーには、アスペアの事業企画部案として仕掛けたいものや、開発サイドとしてこうしたい、或いはUXや使い勝手などの面からの自主的な改善や拡張が多くを占めます。

プロジェクトに関わっているメンバーも、基本的には自社事務所内にいます。
デザイナー兼、顧客間調整、その他で、週に2~3日は顧客先に終日詰めているトミーとの同期ズレが懸念されますが、その辺は適宜連絡と、毎週のミーティングでの確認で「かんばんボード」が正しい共有内容を維持できるように調整されています。

で、一番右に「Done」の枠が有ります。

上段は「近日・1週以内程度で完了したタスク」、下段は「完了したタスク」を貯めておいて、「これだけ片付けたんだー!」(嬉しい!!)を味わう為に、剥がれ落ちない程度に貯めておいてるんだそうです。
(ちなみに、「そろそろ一掃しようと思っているところ」だそうです)

ボードの更に右にも大量の付箋が貼ってありますが、これは旧バージョンの「かんばんボード」。
「片付けなくちゃいけないんだけど、未だ放置状態なだけ」だそうで...。

よく、デジタルツールとの比較が話題になりますが、「同一プロジェクトで複数拠点に分散して並行開発」のような場合には、電子ツールの利用は避けられないでしょうね。

否が応でも「そこに見えている」(電子ツールだと「何らかの見に行く動作」が必要になる)メリットは失われますが、デジタルとアナログの二重管理をするような愚行は避けなければなりません。

しかし、「やっぱり、片付いたタスクの付箋をDoneに持って行く時の気分が最高!」という蓑方さんの言葉には説得力が有ります!
デジタルツールで「タスク付箋的なモノ」をドラッグして「Done」エリアに移動できたとしても、同じ感覚は味わえないかも知れませんね。

巨大なディスプレイ(60インチ位?;タッチパネル機能搭載)を付けっ放しにして、「かんばんボードアプリ」でも動かし続ければ、デジタルツールでアナログ感覚を味わえる(push的な「見える化」も実現できる)のですが、ちょっと現実的じゃないですね...。

あ、ちなみに、今回紹介してもらった「かんばんボード」は成長途中のモノだそうで、今後も改良を加えていくつもりだそうです。
果たして、どんなふうに変わっていくのだろう?

その過程で、どんな「知」が得られて、共有出来ていくのか?
楽しみです!!


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