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Wicketって知ってるかい?

定例会の中で、山下さんから「Wicket」の概要紹介をしてもらいました。

Pict2690現場実務で使っている状態(プロトタイプ開発で、彼がアーキから要求定義の補助、各種オープンソースの選定利用、実開発の殆どの部分を担当してます!(画面デザイン、RDBの物理設計のみ他の方))で、開発上の実感を聞ける良い機会です。

実際上は、Wicketの他に(山下さんの選定判断により)GoogleGuice、DBFlute、BootStrap、jQuery等も利用するそうですが、その辺との絡みは今回の話ではパス。
(「じゃあ別枠で次回以降にでもお願いしたいかな~」とは呟いておきましたけども...)

Wicket

あまり聞きませんね。

ググれば直ぐに分かることですが、元々は Jonathan Locke 氏の開発により2005年にVer1.0が発表されています。
その後、2007年にApacheのトッププロジェクトになりました。

Strutsが「設定ファイル指向」で動的に開発可能になるようにしよう、という方針であった(その後、更にSpringに代表されるように「設定ファイル地獄」とも呼ばれるヒートアップを迎える...)のに対して、
HTMLページ/各オブジェクトの殆ど全てを、Java言語のクラス/オブジェクトとして扱えるようにした(コンポーネント指向でステートフルな)フレームワークが Wicket です。

Pict2691
JSPのように、「HTML構造中に、タグで括っているとは言え、要はプログラム/制御構造を混在させる」のではなく、HTMLファイルにはせいぜいWicket専用のIDを埋め込む程度で済ませる。
画面デザイナーとの協働作業を効率的に、何度でもやり取りできるように、という点を売りとしているようです。

実際、JSP/*.java/各種設定ファイルの間を繋げながら画面遷移・各種機能の実装を行っていくのは煩雑であり、生産性が(クラサバのアプリに比較して)大きく低下したり、属人性を増したり、スパゲッティどころかミートボール状態の成果物に至る元凶でもあります。

その点、WicketでWebアプリを書くというのは「プログラミングしていても非常に楽しいもの」という感想を聞けました。

現時点(未だ開発途中)で見えているデメリットとしては、概ね下記のような点とのこと。
 ・今までのMVCフレームワークと書き方が違いすぎるので、未知の人には戸惑うことが多いだろう
   ・Swingでのプログラミング経験があると、ソースを読み易いかな?、という感じ
   ・実際、Wicketのクラス名がSwingのそれに準拠して名前付けされている
 ・JavaScriptとの相性が今一つ
 ・BootStrapとの相性が良くない
 ・メモリの消費量に不安がある (BtoCのような開発に耐えられるか?)
 ・(おまけ)DBFluteとの相性が今ひとつ...

実装・テストが進んで、各種負荷テストなども行った時点で、再びレポートを聞きたいと思います!

山下さん、有難う御座いました!


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