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先輩から後輩へ・巡る巡る…

アスペアの年度は、毎年3月1日から、翌年2月末までです。
多くの日本国内企業が4月1日からであることを考えると、微妙~にずれてますね。
これには特に深い理由は無い(はず)です。
たまたま、1991年3月1日にアスペアが起業されたということでして。

...なので、ここ暫くは、2月末で2014年度が終了した後の年度末の人事考課の季節でした。
(まだ完全には終わってませんが...)

現在のアスペアでは、未だ客先常駐での開発作業割合が高い(徐々に下げるように動いていますが)ので、常駐先ごとに「グループ」を設定して、その中でグループ長を設定します(大抵の場合に、上級職者が1人以上は含まれるので、グループ長を務めてもらうのに支障はありません)。

で、現場での稼働状態を一番身近で見ているグループ長に、考課面談をしてもらってます提出文書(オンライン)や考課文書、面談の基本的なパターンや評価のガイドラインは全て公開・共有しています)。

考課面談の結果は考課者内で事前にオンラインで共有し、グループ長や相当層の全メンバー&社長も顔を突き合わせて、判定水準のバラつきや不公平感、解釈・認識のバラつきが無いようにしています
考課システム自体の問題点があれば、この中でも話題に挙がります(改善策は別の機会を設けて検討していきますが)。

今回の考課面談では、筆者自身が面談を担当したのは4名(作業現場がばらけてしまったメンバーに対して、私が一括して対応しているのです)

単純に「人事考課」という目的に限定せず、色々な話もするのですが、
その中で、印象に残った事柄を1つ書きたいと思います

昨年に、専門学校を卒業してから入社した速形さんとの会話の中で

彼は、アスペア入社後に社内研修を約2ヶ月間行った(IT系専門学校の卒業者だったので、かなり短く済みましたが...)後に、自社内持ち帰りでの請負開発プロジェクトのメンバーとして途中で参画しました。

チケット駆動の開発で、余り大きな要件単位ではなく、インクリメンタルな開発プロジェクトでした。
比較的、ドキュメント量(&質も当然!)やエビデンス量を求めるお客様だったのですが、朝会は必ず実施
稼働時間数が増えて来てからは、夕会も行い、問題やリスクを早めに吸収するようにしました。
要件単位の開発終了時点で、振返り(KPT:Keep、Problem、Try)も行い、次回の開発単位(イテレーション)へのインプットとなるようにしました。
要は、よく言われる「アジャイル風」ですね。
当然のことながら、Tryは次のイテレーションの中で実施していきます。

で、上記のプロジェクトが一通り収束した後は、数年先輩のメンバー1名(池田さん)と一緒に「あるプロジェクト(終盤案件)」に参画しました(客先常駐型です)。

で、これが......
残念ながら、入ってみたら、俗に言うデスマーチ・プロジェクト.....
「絵に描いたような」とは正にこのこと?!

当然のことながら詳細は書けないのですが、参画早々に1日の稼働時間数が10~12時間と一気に上がりました。
(直前プロジェクトでは、原則定時になるよう各種の情報共有&最適化の工夫・適宜でのタスク再配分を行ってました)

しかも、系統だった情報も無く(有っても正しくない)、そもそも情報が集約もされていませんでした。

経験の少ない速形さんとしては、何をどうして行ったら良いのか、さっぱり分かりません。
とは言え、指をくわえて待っている訳にもいきません。
情報を抱えている人に聞取りに行く
でも、情報を抱えている人って、デスマーチの中ではボトルネックになっていて、極超多忙
こまごまと質問や確認をしてくる速形さんに対して、良い感情を持てないのは仕方が無いのかも知れません...。

そんな中、「とにかく、このプロジェクトの中で一定の役割を任されたのだから、何とかしなければ!」と奮起した(危機感にドップリ浸かった?!)池田さん

先ずは周囲のメンバーとの人間関係を円滑にすることで、情報の入手は勿論のこと、提案やある程度の調整も可能として行きました。

時には、速形さんに徹夜作業の依頼が飛びそうになるのを防いだり池田さん自身の単純な自己犠牲とかではなく、妥当性が無いことを説明し認識共有をしてくれた!)。
次々と襲いくる危険から、池田さんが速形さんを守ってくれました(必要な時にはフォローし、孤立しないように声を掛け続けてくれました)

池田さんが周囲との人間関係を醸成する上で行った行動とは?、.....
一緒に昼食に行ったりとかも有りますが、夜・「周囲のメンバーに人数分の缶コーヒーを買って来て、配りながら軽く雑談して一服入れてもらいつつ、気分が張り詰める・自己収束するのを改善した」らしいんですね。
速形さんが教えてくれました。

それと、とても感心していました!;「あの状況の中で、池田さん、どんどん周りの人達と仲良くなっていっちゃうんですよね...、凄いなあと思いました!」

プロジェクトが「孤立した個々人の集合体」と化してしまったら、上手く行くものも行かなくなります
アジャイル系のプラクティス群の中で共通して言われることの1つとして「十分なコミュニケーション、相互理解」が有ります。
まあ、これはアジャイル系プロセスで進めるか否かとは別に、必要な前提事項だとは思いますが。

で、この「缶コーヒー」作戦。
実は池田さんが自ら考えて始めたものではなかったのですね

「個々人を孤立させない」というポリシーと共に具体的な行動も、
更に以前のプロジェクト(デスマーチではないが、かなり近い状態だった)で一緒だった、当時サブリーダーを務めていた
徳田さんの考え方・行動に感化されて、見習っていたのでした

(こちらの話[↑]は、私が池田さんと面談している時に聞いた内容です)

1人のメンバー(ここでは徳田さん)の持つポリシーと普段の行動が、後輩に、後輩の後輩に、脈々と受け継がれていく

ああ、良い形になって来ているなあ

良いメンバーに恵まれているなあ、と、改めて思った出来事でした


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