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2016年1月の記事

即興ディスカッション:身近な設備のUIから

即興ディスカッション」という名のレギュラーコンテンツを回して来ましたが、
どうも毎回続けていると、肝心の「お題」が当日いきなりは出て来ない、という問題が定常化しつつあります。

話題に出したいモノが無い訳ではなさそうで、恐らくは現場で日常の作業を行っている最中であれば、
「あ!、これをっ!」...っていうお題も有りそうです。
しかし、日時が過ぎると(のど元過ぎると?)忘れてしまうのは人間の常
でありまして...。

20160115181544という事で、今回のファシリテーターである山下さんから、「次回から事前にお題を決めませんか?!」という発言に端を発し、
slack上に「定例会のお題専用チャネル」を1つ設けて、思い付いたときに書き込む!、という運用を試すことになりました
これならスマートデバイス:slackアプリからでも簡単に投稿できます!

さて、今回の山下さんからのお題は:「UXについて」

▼地下鉄のエレベータ(ボックス内)の操作ボタンが、おおよそ下記のようになっているとします。
 ・1F (地上)
 ・B2F (改札)
 ・開ける
 ・閉まる

さて、この中から、1つ残すとしたらどれを残せば良いのでしょうか?、という問題。

参加者の回答は、「開ける」ボタンが 100% でした

で、この問題の出題者であるUXデザイナー氏の模範回答は、「閉まる」

う~ん、何故でしょう??

行先は2ヶ所しかないのだから要らないとして、ドアは一定時間で閉まるのが一般的。
エレベータを動かすべきかどうかは、「移動先が現在地以外に指定された」で判断すべきです。
でも、残せるボタンが1つだとしたら...

人が乗った(降りた)かどうかをセンサーで判断するってのはリスキーですね。
間違えて移動してしまって、そのまま元に戻りたいかも知れない。

だったら「閉まる」ボタンしか残らない。.....ということのようです。
なんだか、UIって言うより「なぞなぞ」?って感じもしますが、つまりは「UIはデザイン的・センス的なサービス」ではなく、
「理論的に考えて設計」しましょうっていう一例なのでしょう
かね。

ちなみに、
エレベータの移動最適化の問題はよく話題に上ります(「このクソエレベーター、アホだな! 何でこんな動き方するんだ?」とか...)。

で、UIという点では、各階の操作パネルの部分に、現在の所在階数を表示しない機種が結構あります。
これは、エレベータ側の移動判定の都合で通過されたり遅かったりで、結果的に待っている人間側がイライラしてしまうことを回避する為だとか。

なるほど。
横断歩道の歩行者用の信号機には、渡れるまでの残り時間の目安が直感的に分かるようにインジケーター表示される
モノも有りますが、あれは事前に待ち時間が決まっているからこそ可能なものですね。

関連した話題の展開として、
ローソンでの支払い時にsuicaを使う場合、
suicaのカードを端末にかざしてから「suica」ボタンを押す。...ってのは、何で??
そんなに端末側の認識精度が怪しいの?、利用してる人間の行動選択を怪しんでるの?
無駄な操作をさせるな!、って話も出ました。

また別の話として、UIを良くすることが必ずしもUXを良くするとは限らない例。

空港(到着時)の荷物レーンにて、待ち時間:8分だった際に、利用客から「遅い!」と文句が続出した。

ここで、荷物受取レーンに到着するまでの歩行路を長くして(レーン到着まで7分)、レーンの前で待つ時間を短くしたところ、
利用客からの不満の声が激減した
、という話もあります。
「移動経路が長過ぎる!」って文句は、余り出なかったんですかね...。

共通点としては、UI(利便性)ってのは、単純に・直線的に思考すればベターな回答が得られるとは限らない、
ということでしょうか。

じっくりと、様々なケースをシミュレーションしてみる必要がある。
時には、逃げ道を探る手も有るよ、ってことですかね。

 


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僕の・私の、「時短Tips」。

2016年が明けて、最初の全社定例会は1/15(金)に行いました。

最初の大き目コンテンツは「時短Tips」(時間枠は60分)。

20160115171503大分以前から、山内さんから提案を戴いていた議題でもあるので、仕切りも彼にお願いしました。

「そもそも時短Tipsってナニ?」と思われるか分かりませんが、
要は「ちょっとした時間の短縮・効率化を重ねることで、1日や1週間とかでみると結構な時間の余裕が生まれたりするんじゃないか!?」ってことです。

各人が持っている形式知とか行動習慣でもあるので、恐らく共有もし易かろうとの思惑もあります
これを共有(場合によりアイデアを相互に揉む・意見を出してブラッシュアップ)することで、
より多くのメンバーの時間消費を少ーしづつ改善して、余裕や早い時間帯での帰宅、
或いは自分の好きな目的の為に使う時間に回そうじゃないか、ってことですね

定例会の中でいきなり「何か無い?」と聞かれても出難いだろうと予想されましたので、定例会の事前告知の際に「こんな出し物あるから、皆も考えて・思い出しておいてねー」と追記しておきました。
(&その通知メールを、当日(1/15)よりも大分前と、直前の2回に分けて全員宛に出してます...)

さて本番。
参加者達から様々なTipsが出て来ました。

単純な目前行動の「時短」に限定されず、トータルでの時短に繋がるモノ、生活Tipsとか、様々なモノが噴出して来ました。
うん、これはこれで面白い。

以下に、挙がったモノの一部を、ざっと抜き書きさせて戴きます。

・日報(プロジェクトにより必須の場合)作成に於いて
 ・作業が終わったら、ログを要約・短文で書き留めておいて、コピー抽出して転載する
 ・朝、先に日報全部を書いてしまう(朝の時点で当日の行動を整理できる&やらなかったものは消す)
 ・テンプレートを使う(gMailの機能を活用する)

・ツリー型エディターにTipsを貯めておく(nami2000を利用)

・Textファイル1つに集約!
 ・全てテキストに貯めておく(非常に長大になるが)
 ・20160114 と日付を書いて区切りにしておくと、いつ何をしたのか、とっさに確認できる
 ・自分の記憶を補うもの;集約しているので、あちこち探し回らなくて済む

・手帳(アナログ)活用!
 ・予定日付(未来)のToDoや、発生するはずの事象なども書いておく

・outlookにタスクを書いて日報等に使用している
 ・予定も書く;日時と連動するしハイパーリンクも可能なのでテキストより便利

・前日のタスクを敢えて中途半端(コーディング途中、コンパイル途中とか)にして帰る(夜型人間、朝が苦手なので)
 ⇒朝、頭がすぐに回転し始める!

・通勤時間中に考えておく;出勤時に立上りが早い・迷いが少ない

・行きづまったら散歩する(歩きながら考えると、発想・解決案が浮かんだり)
 ・足を動かすことで脳の血流が良くなる;視界変化の刺激で脳が刺激される

・通勤時間に映画とかアニメ、ゲームをしている(dTV)
 (家でしかできないことこそ、家でやる)

・お風呂に入っている時にアイディアが浮かぶことがあるが、上がったら忘れていることが多いので、
  ⇒濡れても書けるメモ用紙、ボールペンで風呂で書く

・タスクに詰まった時、一旦保留して次のタスクに着手する(興味のある、気分の乗るもの)(優先順位無視!)

・探すときに見るところを決めておく
 画面のキャプチャを撮っておく(手順情報などExcelに張り付けまくる)

・メールチェックの頻度を下げる、SNS系も同様!
 ⇒回答を即応することでの貢献度は下がるが、割込みによる効率低下は抑えられる
  ⇒他に答えられる人がいる内容に対して、自分の時間を使わない
 ⇒誰からも回答の無いものが残っていて、自分が回答できるものには対応する

・ノートに書く(テンポラリなバッファとしてPC非依存で動ける;記録にもなり、記憶にも残り易い)

・マニュアル(作業手順書的なモノ)は2回目に作る
 (間違いなく2回目があるだろうという時は、1回目から作ることもあるが)

・Google Keep(クラウド付箋)を活用する。

.....他にも沢山ありました。

分類すると、
・情報を確実に残す事
・情報は集約すること
・電子情報は、やはり検索に強い(ツールは自分に合ったものを選ぶ)
・アナログツールも独自に役に立つし、楽しい
・判断・行動を効率的に行えるコンディションを作り出す
・スキマ時間でならではの、出来る事をやる

...ってところでしょうか。

各人の個性・行動習慣によっても、結構いろいろなアイデアが出て来るものですね。

今回のディスカッションでは、電子ツール系の共有環境的な話題は出ませんでした。
(まあ、「時短Tips」と題していたので、自動的に対象外になってしまった感がありましたが)

チームやプロジェクトで効いてくる「時短」も、いずれ別の機会にでも議題に出来ればと思ってます。


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ダメUIを探せ!

ここ数回の全社定例会で、「即興ディスカッション」を行っています。
(このブログにも何回か書いていますね)

Pict2809今回の進行係はトミー
トミーは愛称ですが、アスペア内での唯一のフロント系エンジニアでありデザイナーも兼務してます

ディスカッションネタは「イケてないUI・UXは何処だ?!」(←タイトルが特に明示されなかったので後付けしましたー)。

普段の生活で使っていてUI/UXがイケてないものを挙げて、共有・議論をしてみようという想定

参加者達から挙がってきた実例は下記のようなものでした。

○○○書店の店舗内の在庫検索(店舗内)端末が使いにくい
  ・[検索実行] ボタンが、検索文字列の入力枠の右横に有り、とても小さい。
  ・右下に、大きな目立つボタンで[戻る]が有り、よく勘違いしてタッチしてしまう...
    ・せっかく入力した検索条件を入れ直すことになり、イライラ。

○○市立図書館のかんたん検索アプリ(スマフォ)UIで、?と思う箇所がある
  ・次の操作ステップの説明が表示されるのは良いが、何度も繰り返し検索する度に説明が出るのは鬱陶しい!

ロマンスカーの券売機(駅構内のもの)
  ・インタフェースが変更になり複雑になった?、改善になっていない、操作に迷う。

某ソーシャルゲーム
  ・チュートリアルを1回のみにするかどうか、選べないものだろうか...(毎回は不要)。

某スマフォアプリ;スマートフォンでみますか?にYESと答えるとTOPページに戻り、本来見たい記事に辿り着くのが大変。何じゃこりゃ?

Yahooの検索アプリは8タブまでしか開けない(多数開きながら情報比較して使いたい)。
  ・アプリ内でブラウザが表示されるタイプ。
  ・アプリを終了しても、前回に開いていたタブ数情報を記憶していて注意表示が出る。
  ⇒使い難いので、一切使っていない。

「小説家になろう」アプリ(タブレットで利用)
  ・戻るボタンがなく、ジェスチャーで行う。説明も無く、分かり難い。
  ・これ↑に気が付くまで、毎回アプリを再起動していた...
  ・他のアプリのUIを見習って改善してくれれば良いのに...

iOS9になって、左上の[戻る]リンクに指が届かない(レイアウト変更された)。
  ・大画面化が進んで、両手で使うことが前提視されつつある?

話題は幾つか挙がりましたが、「では、どうすれば良いか?」まで深堀するまでに至りませんでした...

と言うか、大体の改善すべき方向性が見えているものだったり、
経験が個人に依存し過ぎていたり(画像・操作イメージの共有=共感、が出来ていない)で、ディスカッションという形にするのは難しいものだったり...。

とは言え、ある程度のアンチパターンを共有する機会にはなったと思います。

Web系エンジニアであれば、デザイン面に関して全くの無知・判断基準無しという訳には行きません

"芸術作品" という訳ではないので、やはり一定の原則や理論はあるはずです

何よりも、「目的」は(大抵の場合は)明確なので、目的達成の為に有用な基礎知識や法則性はあるはずなので、
何れ話題に挙げてみたいと思います!


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