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即興ディスカッション:身近な設備のUIから

即興ディスカッション」という名のレギュラーコンテンツを回して来ましたが、
どうも毎回続けていると、肝心の「お題」が当日いきなりは出て来ない、という問題が定常化しつつあります。

話題に出したいモノが無い訳ではなさそうで、恐らくは現場で日常の作業を行っている最中であれば、
「あ!、これをっ!」...っていうお題も有りそうです。
しかし、日時が過ぎると(のど元過ぎると?)忘れてしまうのは人間の常
でありまして...。

20160115181544という事で、今回のファシリテーターである山下さんから、「次回から事前にお題を決めませんか?!」という発言に端を発し、
slack上に「定例会のお題専用チャネル」を1つ設けて、思い付いたときに書き込む!、という運用を試すことになりました
これならスマートデバイス:slackアプリからでも簡単に投稿できます!

さて、今回の山下さんからのお題は:「UXについて」

▼地下鉄のエレベータ(ボックス内)の操作ボタンが、おおよそ下記のようになっているとします。
 ・1F (地上)
 ・B2F (改札)
 ・開ける
 ・閉まる

さて、この中から、1つ残すとしたらどれを残せば良いのでしょうか?、という問題。

参加者の回答は、「開ける」ボタンが 100% でした

で、この問題の出題者であるUXデザイナー氏の模範回答は、「閉まる」

う~ん、何故でしょう??

行先は2ヶ所しかないのだから要らないとして、ドアは一定時間で閉まるのが一般的。
エレベータを動かすべきかどうかは、「移動先が現在地以外に指定された」で判断すべきです。
でも、残せるボタンが1つだとしたら...

人が乗った(降りた)かどうかをセンサーで判断するってのはリスキーですね。
間違えて移動してしまって、そのまま元に戻りたいかも知れない。

だったら「閉まる」ボタンしか残らない。.....ということのようです。
なんだか、UIって言うより「なぞなぞ」?って感じもしますが、つまりは「UIはデザイン的・センス的なサービス」ではなく、
「理論的に考えて設計」しましょうっていう一例なのでしょう
かね。

ちなみに、
エレベータの移動最適化の問題はよく話題に上ります(「このクソエレベーター、アホだな! 何でこんな動き方するんだ?」とか...)。

で、UIという点では、各階の操作パネルの部分に、現在の所在階数を表示しない機種が結構あります。
これは、エレベータ側の移動判定の都合で通過されたり遅かったりで、結果的に待っている人間側がイライラしてしまうことを回避する為だとか。

なるほど。
横断歩道の歩行者用の信号機には、渡れるまでの残り時間の目安が直感的に分かるようにインジケーター表示される
モノも有りますが、あれは事前に待ち時間が決まっているからこそ可能なものですね。

関連した話題の展開として、
ローソンでの支払い時にsuicaを使う場合、
suicaのカードを端末にかざしてから「suica」ボタンを押す。...ってのは、何で??
そんなに端末側の認識精度が怪しいの?、利用してる人間の行動選択を怪しんでるの?
無駄な操作をさせるな!、って話も出ました。

また別の話として、UIを良くすることが必ずしもUXを良くするとは限らない例。

空港(到着時)の荷物レーンにて、待ち時間:8分だった際に、利用客から「遅い!」と文句が続出した。

ここで、荷物受取レーンに到着するまでの歩行路を長くして(レーン到着まで7分)、レーンの前で待つ時間を短くしたところ、
利用客からの不満の声が激減した
、という話もあります。
「移動経路が長過ぎる!」って文句は、余り出なかったんですかね...。

共通点としては、UI(利便性)ってのは、単純に・直線的に思考すればベターな回答が得られるとは限らない、
ということでしょうか。

じっくりと、様々なケースをシミュレーションしてみる必要がある。
時には、逃げ道を探る手も有るよ、ってことですかね。

 


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