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あなたのモデルになる人、傍にいますか?

あなたの近くに、自分の数年後・或いは5年、10年後として「こんな風になっていたい!」と感じる
スキルモデルの先輩(或いは同僚・後輩、他社の人でも構わない)って、いますか?
 
さて、どうでしょう?.....
 
話は、もう20数年も前のことになりますが、
当時のアスペアは "クライアント・サーバーシステム"(以降、"クラサバ"と記載します) の開発が中心でした。
 
当然のように世間で使われていた最もポピュラーなRDBMSと言えば、Oracle製品。
OSは、通常業務用(デザイン用とかではなく)としては Microsoft Windows 3.1 から、
本物のマルチタスク(プリエンプティブな)OS、メモリ保護なども掛かるOSとして Windows 95 が台頭し始めたころ
古い話ですよねー!。今回はIT石器時代のお話しが絡みます
実装言語は主にVB(VisualBasic。.NETじゃありません)でした。
 
当時のアスペア内に、この"クラサバ系開発のエース"が1人いました
若手でしたが、グイグイとプロジェクトを引っ張ってくれていた。
 
新規で数名体制を組んで受注・開発を行う上で、必然的に中心人物となっていました。
当然ながら、多忙を極めます。
 
一方、筆者自身も未だ開発の現場にいましたが、私の出自は元々が "組み込み系"。
"クラサバ"、RDBMS、ネットワークなどは弱い弱い。
受注業務も、全く畑違いの方向からの案件(組み込みではないが制御系方面)をこなしていました
 
で、ある日、"クラサバ系開発のエース" が社長に、退職届を提出しました
 
「この会社にいても、自分が目標にできる人がいない!」と。
 
筆者の方が年齢的には上でしたが、未だ30代で大差はない。
当時、筆者はアスペアの役員でしたから会社的に非常に痛いという認識も有りましたけれど、個人的に、とにかく情けないったら無い!
(ちなみに、筆者自身が直前のIT系会社を退職する際に言った言葉も同様の内容でした
 
『歳は上でも、こんな奴しかいない!』と、口に出して言われたわけではありませんが、客観的に見れば、そう断言されたような気がしました。
悲しいやら、悔しいやら、恥ずかしいやら...
 
しかし事実でしたし、立場が逆だったら、私も同様の理由で退職したかも知れない
 
身近に、出来ればやはり自社内に、自分がモデルとしたい先輩・同僚がいた方が良いです。
或いは、自身のモデルとしなくても、"こいつはここが凄い!"という人が何人もいる方が楽しいです
 
一緒に仕事をしたり、話をしたり、食べたり呑んだり、いろいろと面白い。勉強になる!
「じゃあ自分が凄いと思われる技術者になろう!、キャリアモデルになろう!」とは考えませんでした。
と言うか、考えられませんでした。
自分の気質・性質・能力や指向は自覚してましたから...。
 
さて、どうしたものか.....。
 
ややあって、「会社的にWeb系に専門特化して行こう!」という方向が定まりました
 
どんな要素が必要になって来るんだろう?
 
オブジェクト指向、言語的にはJavaが中心(当時)、表記的にはUMLを全社員が共通語として使えること。
Strutsなるものを知っていないと・使えないと、Web系でメシが食えなくなりそうだ。
って言うか、フレームワークという概念を理解して活用できないとダメそうだ。
デザインパターンってのも一種の共通語として、品質や生産性確保の為にも必要らしい...。
 
モデルになるような人物は、採用時点でも可能性のある人を選別するという事も行っていきましたが、
「より良いものを、カッコ良く・スマートに(今風に言えばクールに)作りたい!」という共通意識を持っていたい
ちょっと拘っていたい
スキマ時間でも見付けたら、逃さずにその辺のキャッチアップを行って欲しい(全員に)。
そして、頑張って勉強して伸びてくれる人は、どんどん高く評価する(給料も上がる)。
Web方向でのスキルを伸ばせるプロジェクトに優先的に配置する。
お客様からの高い評価を、社内でも全員の前で発表する。
スキルアップに必要な要素の話は、定例会などの機会に繰り返し話題に出す、勉強会を開く。
メンバーが実務で活かした例は、皆の前で優先的に発表してもらい、「これから全員に必要になるよねー」って話を繰り返す。
 
等々、試行錯誤している内に(結果的に?)、「凄い!」メンバーが段々と育ってくれました。
 
「凄い!」人は、「頑張ろう!」を誘発します。
次の「凄い!」人になってくれます。
 
今では、様々な方向・役割で(重複部分は当然ありますが)、それぞれの個性を持ちつつ、
「凄い!」メンバー達が揃ってくれました。
スキルモデル、キャリアモデルとして各メンバーが想定できそうな人物が何名も揃ってくれていると思います。
自社内にそういったメンバー達が、1人、2人とかではなく何名も揃ってくれた点は、本当に!、本当に嬉しいですっ!!
 
「この会社にいても、自分が目標にできる人がいない」
20数年前に言われたこの言葉を再び聞く可能性は、かなり減ったんじゃないかと思います。
また、先陣を走るメンバー達にしても、
「結局は正解を他所から持って来るのは不可能。より良い結果を出したければ、現状に応じて自分(達)で考えて、工夫して進んでいくしかない」、
という点は、は分ってくれているのではないか、とも思います。


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