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Mr. 三文字、踏ん張る!

1月の全社定例会にて、アーキテクトでもある三文字さんから、プロジェクト/サービスの事例発表がありました。
 
Web上で展開されている各種サービスを実現するために、それらを支えている様々な要素があります。
 
2017011301 サービスが大きく成長し(ユーザー数を増やし、継続的な収益と成長を持続させる)、機能拡充と共に、
ユーザビリティの改善や、顧客内の他のサービスとの連携・API化の流れ(マイクロサービス・アーキテクチャ)、
様々な側面からメンテナンスの必要性が生じて来ます。
 
特に、大規模なサービスで、かつ運用期間が長くなるほど、
顧客にとってのビジネス的な価値も大きくなるでしょうが、同時に、徐々に技術的な負の資産を膨らませてしまうことは
避けられません。
 
負債はどこかのタイミングで返済しなければならない。
負の資産は、どんどん保守・運用コストの増加という形で顧客のビジネスを圧迫していきます。
 
2017011302 三文字さんが、この"負の資産の返済"の実例実務上の中心人物として稼働してきた経験から、様々なことを共有してくれました。
 
サービスは、長期間運用して来れば(=長期間、必要とされ続けて来た)、必要とされ方・利用の仕方・求められる
サービス内容も大なり小なり変化していきます。
 
その度に "どんな課題に対し、どんな目的を持って、どう変化させるのか?" 、"結果として何がどう変わることを期待するのか"
が、事前に明確にされなければならないはず...
 
...ですが、
"どう変えれば、ビジネスの成果にどう反映されるか?"、は、やってみなければ分からない面も多分にあります。
 
開発途中で、関係者(ステークホルダ)からの要望が出たり、他のサービスから得られた分析結果を元に
施策を変えたりといったことも頻繁に発生します。
 
そんな状態の中で、これらの要求・外部仕様・対応する内部仕様が資料として確実に残されるか?
と言うと...残念ながら、不完全な場合の方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
 
三文字さんの苦闘の中でも、
"彼自身が頑張れば何とかなる" 範囲と、
サービスの外部仕様・運用を最も知っている人達の協力を得なければどうしようもない
(現実的な時間制約やコストの範囲で収まらない)こともあります。
 
それらの判断を行い、切り分けつつ、顧客側の上位職の方々と提案・交渉などを行うことも、三文字さんの
重要な仕事の1つでした。
 
膨大な量のプログラム・コード。
品質を担保しながら、負の資産を返済する手段とステップを考え・調整する。
テストケースの設定自体も、以前に関与したメンバー達の協力を得られるように各種の調整を行い、
テスト・コストも現実的なレベルに抑えつつも、必要な品質担保の点で手抜かりは許されない。
ユーザー数の多い大きなサービスですから、フロント/バック共に性能的な低下が無いことも十分に検証しなければならない。
 
具体的なことは書けないのですが、様々な問題が発生し、1つ1つへの対処法を工夫しつつ、
クリアしながら(多くの人達と協働しながら、ですが)リリースに向けて進んで来たのですね。
 
ほぼ完了している時点で話をしてもらっているので、淡々と話すことが出来ていますが、
「これは....苦労しました」という、微妙な言い淀みや間合いに、
「大変だったんだろうなあ...」という印象を持ちました。
 
負債返却の具体的なケースと、効率的な調査方法、対処方法(政治的なモノから技術的な詳細に至るまで)など
様々な要素を惜しみなく共有してくれた三文字さん、有難う御座いました。
 


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