"ペルソナ"設定ワークをやってみた!
前回の(=先月の)全社定例会では、"リーンキャンバス作成ワーク"を行いました。
で、今回の定例会では、"ペルソナ設定ワーク"を行ってみました。
はじめに:
サービスを新規立ち上げする、或いはユーザー数を伸ばすなどの施策を打つ場合において、
"何らかのサービス価値を提供する相手"(の一定以上の規模の集合)の存在が不可欠です(当たり前ですね)。
"何らかのサービス価値を提供する相手"(の一定以上の規模の集合)の存在が不可欠です(当たり前ですね)。
前回行ったリーンキャンバスで、先ずは形にする意義が有るか?・ビジネスになり得るか?、の仮説検証ワークを行いました。
相前後しての実施になるのかな?、と思いますが、
サービス提供の対象となるユーザーの仮想モデル(ペルソナ)を極力具体的に設定します。
相前後しての実施になるのかな?、と思いますが、
サービス提供の対象となるユーザーの仮想モデル(ペルソナ)を極力具体的に設定します。
なお、今回のワークに際しては、下記のWebサイトを参考にさせて頂きました。
・サンプル(ページ下の方)
概要:
仮想モデルが"共感"してくれるサービスであるか?
そもそも、仮想モデルは現実としてのターゲット層を代表するモデルになっているのか?
提供しようとしているサービスに合せて、都合の良いモデルを妄想で作り出しているのではないか?
そもそも、仮想モデルは現実としてのターゲット層を代表するモデルになっているのか?
提供しようとしているサービスに合せて、都合の良いモデルを妄想で作り出しているのではないか?
そういった危険性を少しでも抑える為には、ペルソナ設定以前に行っておくべき下調べ(市場調査、インタビュー、
既に存在するデータの分析など...)を行っておくべきですが、
今回は、"先ずは一通りのプロセス/ツールを実体験する"のが目的のワークショップですので、
その辺の前提は敢えてすっ飛ばしました。
("本来ならば.."の話として、最初に話題として触れておきました)
既に存在するデータの分析など...)を行っておくべきですが、
今回は、"先ずは一通りのプロセス/ツールを実体験する"のが目的のワークショップですので、
その辺の前提は敢えてすっ飛ばしました。
("本来ならば.."の話として、最初に話題として触れておきました)
今回の定例会の出席者の中で、ペルソナ設定の経験者は2名。
経験回数も1回のみと、まあ、殆ど無いようなものかも知れません。
経験回数も1回のみと、まあ、殆ど無いようなものかも知れません。
ワークのタイムテーブルは、↓こんな感じの想定で進めました。
(定例会の後に、新人の歓迎会が控えているので、今日は短縮版です...。時間が足りなそう...)
(定例会の後に、新人の歓迎会が控えているので、今日は短縮版です...。時間が足りなそう...)
・[08] 概説・サンプル(左端の数字は予定時間・単位=分)
・[02] グループ分け
・[30] 考えよう...(1人以上を設定)
・[15] 発表&的に絞込み
・[02] グループ分け
・[30] 考えよう...(1人以上を設定)
・[15] 発表&的に絞込み
実際の進行:
先ずはペルソナ設定の考え方、必要性、設定手順などの話を軽くしてから(以前にも別メンバーから話題に出されているので)
チーム分けを実施。
チーム分けを実施。



全員で1人のペルソナを設定すると、"誰でもない凡庸な誰か"になってしまうか、或いは全然決まらなくなりそう。
...ということで、2~3名の小さなチームを組んでもらい、B3の画用紙に10の属性を中心に設定します。
設定は付箋に書いてもらい、画用紙は付箋を貼る為の台紙として使います。
設定は付箋に書いてもらい、画用紙は付箋を貼る為の台紙として使います。
前提とするサービスは、前回の定例会で行った "リーンキャンバス作成ワーク" でディスカッションしたモノを
中心とする方向で。
ただし、"ぜひこれで進めてみたい!" ってのがあれば、それで進めてもらうことにしました。
(結果的には、やはり前回話題にしたサービスから選択された)
中心とする方向で。
ただし、"ぜひこれで進めてみたい!" ってのがあれば、それで進めてもらうことにしました。
(結果的には、やはり前回話題にしたサービスから選択された)
今回は全部で3チーム(参加者率が低めだったので)。
ディスカッションしてみよう。
で、"Joy,Inc."(書籍)に出て来る "メンロー・テクノロジーズ" の手法を真似てみようかと思っていましたが、
そもそもが(やはりと言うべきか)時間が足りずに、ペルソナが形を成す段階まで進められませんでした。
で、"Joy,Inc."(書籍)に出て来る "メンロー・テクノロジーズ" の手法を真似てみようかと思っていましたが、
そもそもが(やはりと言うべきか)時間が足りずに、ペルソナが形を成す段階まで進められませんでした。
なので、進行想定の最後のステップと考えていた "発表&的に絞込み" は、
"出来た部分までのペルソナを相互に見せ合って、後で振返りで意見を言う" 形にしました。
"出来た部分までのペルソナを相互に見せ合って、後で振返りで意見を言う" 形にしました。
定例会全体と合わせて、ワークの振返りも行いました。
・Keep
・ワークは面白かった!(確かに、全グループがワイワイと楽しく活発に意見を出し合ってました)
・ワーク中にユーザーイメージが構築出来てくる点が面白い!
・Problem
・企画したサービスに合わせてペルソナを想定してしまう
↑企画ベースでペルソナ設定すると陥りがち:顧客の実例も見て来た(という意見あり)
・Try
・Problem:"企画に沿ったペルソナ設定してしまう"に対し、他メンバー交え複数モデルを設定することで回避。
・リーンキャンバスとの間で検証を回してみるのが良さそう。
・気付き
・同じサービスをテーマとしても、グループ:人に拠り設定されるペルソナが真逆の人格・性格だったりする!
・ワークは面白かった!(確かに、全グループがワイワイと楽しく活発に意見を出し合ってました)
・ワーク中にユーザーイメージが構築出来てくる点が面白い!
・Problem
・企画したサービスに合わせてペルソナを想定してしまう
↑企画ベースでペルソナ設定すると陥りがち:顧客の実例も見て来た(という意見あり)
・Try
・Problem:"企画に沿ったペルソナ設定してしまう"に対し、他メンバー交え複数モデルを設定することで回避。
・リーンキャンバスとの間で検証を回してみるのが良さそう。
・気付き
・同じサービスをテーマとしても、グループ:人に拠り設定されるペルソナが真逆の人格・性格だったりする!
前述のKeepにもあった通り、全グループがとにかく楽しそうでした。
"自社サービスの企画・立上げ" に対しては、実際の所、社内的な温度差が結構あります(アンケートで判明してます)。
自社サービス・オンリーにしていくという方向性ではないのですが、余りに意識がばらつくのも宜しくない。
ワークを通じて、"楽しめる要素"(ワクワク感)を共有出来た点だけでも良かったかな、と、客観的には能天気かも知れない
ことも考えています。
ワークを通じて、"楽しめる要素"(ワクワク感)を共有出来た点だけでも良かったかな、と、客観的には能天気かも知れない
ことも考えています。
さて、"サービス立上げの手順概要をお試し体験してみよう" シリーズのワークを続けて来ている訳ですが、
次の段階としては、"カスタマージャーニーマップを作成してみよう" を考えています。
次の段階としては、"カスタマージャーニーマップを作成してみよう" を考えています。
ので、"ペルソナ設定" が中途半端のままでは、次のステップもグダグダになってしまう.....
参加メンバーの意見により、次回定例会では "ペルソナ設定の延長:後半戦" を行うことにしました。
(体験共有が目的なので、現時点ではスピード感は余り重視していません)
参加メンバーの意見により、次回定例会では "ペルソナ設定の延長:後半戦" を行うことにしました。
(体験共有が目的なので、現時点ではスピード感は余り重視していません)
さて、次回の定例会は、小さなお子さんの子育て中ママさんエンジニアも参加できるよう、午前中の開催です。
途中参加になるメンバーが混じりますが、今回の "ペルソナ設定" の続きを行います。
果たしてどのような展開を見せるか?
今から楽しみです!
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