最悪トラベル・ワークショップ。
開始前に出席者に聞いてみると、「知らない」・「聞いたこと無い」・「勿論、経験も無い」。
ワークショップシリーズとして、新規事業立ち上げの為の一連のワークをして来ているのですが、
ここ数ヶ月の間、アスペア内の最大のグループが繁忙期が続いて定例会の人数が集まりません...。
これで無理にシリーズワークをしても仕方が無いか...という訳で、
今回は業務やビジネスとは直接的には全く関係のないワークにしました!
結構昔から存在するワークで、「最悪トラベル」というものがあります。
今回は、書籍:「情報デザインのワークショップ」にある記載内容を元に実施しました。
目的の主たるものとして「一見悪いアイデアであっても、発想を転換することで、魅力的なアイデアへと
発展させられることを体感し、自由なアイデア発想を行いやすい環境や態度を作る」と書かれています。
下記のようなタイムテーブルを想定してスタートしました。
1) 発散[15分]
2) 収束[5分]
・各グループでブレインストーミングを行い、史上最悪の旅行はどのような旅行になるかを発想する。
・マインドマップとふせんを使って発想すると取組みやすい。
・どんな状況で、誰が誰と、どんなときに、どこで、など具体的にしていく。
・グループの代表者1名が隣のグループに移動し、グループで考えた最悪な旅行のストーリーを発表する。
・残りのメンバーは、別のグループの代表者が発表するストーリーを聞いて理解する。
・発表するときは最悪ポイントをまとめたA3の紙を見せながら発表し、発表後はその紙を相手のグループに渡す。
1) 発散[14分]
・各グループでブレインストーミングを行い、相手のグループから示された「最悪ポイント」をそのまま受け入れつつ、
最悪の状況を最高に変えるアイデアを発想する。
2) 収束[9分]
・最高の旅行のストーリーを作る。
・そのストーリのような最高の旅行をサービスとして提供する旅行会社になったつもりで、旅行のアピールポイントをまとめる。
・最悪ポイントを最高に変換する体験とサービスの流れ、実現するのに必要な仕組みなど、なるべく具体的に考える。
・プレゼンテーションの最初には、相手のグループから示された最悪ポイントを説明する。
・発想した最高の旅行のストーリーをサービスプランとしてストーリーテリングで発表する。
・テレビ通販の紹介のようなプレゼンテーションで、最高の旅行のストーリーを語るとよい。
・発表では、心理・精神状態を行動として表現すると分かりやすい。
・発表後は、最悪ポイントを考えたグループの代表者がどれくらい最高なアイデアへと変換できたかコメントする。


未経験の中途採用者も2名いるので、一緒にならないように、不断顔を合わせる機会の多いメンバーとは
組まないように、など条件を付けつつ...
実際にどうチーム分けするかはメンバー任せ。


6人以上いれば2チームが構成できるので、ワークの実施可能!
まさにそのパターンで動きました! あははははは。
(ワークの終了間際に、1人遅れて帰社しましたが...)
設定して動きを見たい」ってのもありました。
・Keep(?)
・熱中して我を忘れた
・ワークとしての進行から外れていたかも...
・業務要件の間を突く?ような感じ?、面白そうだった(ほぼワーク終了時刻に帰社したメンバーより)
・「最悪の想定をする」って非日常的で面白い!
・Problem
・進行役が、実は大切な前提となる制約条件を説明し忘れていた。
⇒まあ、その分で更に盛り上がったし、今回は結果オーライか?!
・Try
・(機会を見て再度実施しても良いかも知れない...)
・無策のまま放置している訳でもないのですが、効果が出るまでに時間を要するものが多く...せめて何か気分転換を!
・グループワークのような、時間制限を伴う、一種の競争のような状況を楽しめないか?、と思っていました。
・が、人間ですから。お互いに少し羽目をはずし合って、ストレスを少しでも軽減できたとすれば、良い機会になったのではと思っています。
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